いつか黄色いシャリイを

シャリィをいらいだしたおっさんの手記

遠心クラッチ

クラッチの仕様変更、続き

遠心クラッチの仕様変更をします。今回はクラッチウェイト枚数の変更で、50純正でクラッチウエイト16枚(4枚×4か所)のところを12枚(3枚×4か所)にします。 交換前にいまのクラッチウエイト8枚を確認しておきます。 ウエイト8枚だと3700~3800rpmでつながり…

4速用シフトアームを組む

いまのエンジンは4速エンジンに遠心クラッチを適当に組み付けたもの。部品は手持ちの寄せ集め。加工したものもあります。 それで9割がた問題ありませんが、時々うまくミッションが入らないことがあります。おそらく問題は3速用シフトアームで、加工していま…

クラッチ仕様変更 続編

遠心クラッチの仕様を変える話の続き。 クラッチウエイトの動きを見ると、クラッチフリースプリングを押してクラッチをつなげるようなので、ミート回転数を上げるためにクラッチウエイトを減らしましたが、クラッチフリースプリングを硬くしてもミート回転数…

クラッチフリースプリング 続き

クラッチ周り加工の下準備。測ったり計ったり。 クラッチフリースプリングの測定。C50とC90は違うので区別のために。C70やCRF70は知りません。 1mm 2mm 3mm 22411-178-000 (C90) 500g 667g 720g 在庫品 600g 660g 755g 2mm圧縮時が同じなので同じスプリング…

クラッチフリースプリング

遠心クラッチの構造を考える、続き。 クラッチフリースプリングのスプリングレートを測ってみました。カブ90用だと思います。思いついて測ったので数値は適当、なので後日改めて計測します。 自由長から2mm縮めると秤の計測上限を超えたので1mmだけ。なので…

遠心クラッチを並べてみた

遠心クラッチの構造や動きについて、聞く話と乗って感じるところに違いがあるような気もするので、遠心クラッチの構造を考えてみようと部品を並べてみました。 遠心力がかかっている状態は見ることができないから、それぞれがどのように動くかについては想像…

クラッチの仕様変更、続き

今日もまた遠心クラッチのこと。クラッチミート回転数を考えてみます。 一般的にハイチューニングになるほど(アイドリングが不安定になるので)アイドリング回転数を上げます。 遠心クラッチのクラッチミート回転数は約2,000rpmなので、アイドリング回転数…

クラッチの仕様変更、続き

遠心クラッチのテストとして、クラッチウェイトの枚数の違いでの変化を見ようと思います。 キタコさんの遠心クラッチのクラッチウェイトは28枚、武川さんの旧製品は28枚で現行品は32枚とのこと。方向性として枚数が多くするほうがエラいように見えます。 な…

クラッチの仕様変更、続き

遠心クラッチが硬いので変えることにします。 分解作業も慣れてきました。 作業がやりやすいので車体を倒して作業することが多い。 前回からの走行距離は500kmあるかないかで意外なほどスラッジが溜まっていました。 ノーマルスプリングの柔らかさ乗りやすさ…

クラッチの仕様変更、続き

いまの遠心クラッチのフィーリングが嫌なので仕様を変えます。 強化スプリングはそのまま、クラッチウエイトを16枚(4×4)から28枚(7×4)に変更してみます。 作業時間は1時間半ほど。パーツリストでは1時間を切る作業。だけどそんな時間ではとてもとてもで…

クラッチ仕様変更

シャリーは50ccのまま、改造個所はハイカムだけ。だからクラッチは分かるほどには滑っていません。 それでもクラッチスプリングを交換してみます。強化スプリングに変更してみての変化を見たいから。 今のクラッチは50ccの工場出荷状態そのまま。クラッチス…

走ってみる前に+試運転

エンジンが乗ったから早く走ってみたい。ただし気になるところがあってその確認から。 クラッチを組み間違えたような気がしてカバーを外しました。やはり問題はありませんでした。 走ってみました。 動きました。 まずは、めでたい。 3速ミッションにはなか…

エンジンの組み換え、続きの続き

引き続きます、CD50エンジンの組み換えの話。 クラッチまわりをごっそり外して遠心クラッチを組付けていきます。 シフトアームは3速用を使いました。3速用と4速用とでは爪と爪の間隔が違うと各所で書かれています。なので可動範囲を広くするためアーム端を削…

カバー磨き

CD50エンジンはクラッチが手動なので遠心クラッチに換えます。というわけで遠心クラッチのカバーを探してきました。 少しはきれいにしたい。塗装をやり直すか、塗装を落として磨くか。 塗装を落とすには剥離剤を使うと楽に落とせます。ただ、よく落ちる剥離…

シャリィ70、始動確認から

まずはエンジンの状態を確認したいので滑ってるクラッチの対策をします。 フリクションディスクを確認すると厚みは使用限度以上に残っています。JUN社さんの強化クラッチスプリングがあったので入れておきました。 当時は選べませんでしたが今は遠心の強化品…