いつか黄色いシャリイを

シャリィをいらいだしたおっさんの手記

4速用シフトアームを組む

 いまのエンジンは4速エンジンに遠心クラッチを適当に組み付けたもの。部品は手持ちの寄せ集め。加工したものもあります。
 それで9割がた問題ありませんが、時々うまくミッションが入らないことがあります。おそらく問題は3速用シフトアームで、加工していますけど、それじゃダメみたい。

 そんなわけで4速用シフトアームを組みます。4速カブ用を使うのが標準的。今回は恐らくその純正品を追加工したあるお店のもの。

f:id:mar74_2nd:20210925014923j:plain

 上が3速用で下が4速用。やはり3速用とは爪の幅が違います。1~2mmの差か。

 ここのスプリングはよく折れるらしく、たしか新品があったはずだから換えようと探して、ところが出てきたのは手クラッチ用のスプリングで、仕方がないので今回も使いまわします。

 組んだシフトアームを取り付けます。

f:id:mar74_2nd:20210925014925j:plain

 そのまま入れ換えるだけ。 

f:id:mar74_2nd:20210925014927j:plain

 写真の中央あたり、ベアリングとクランクの隙間にスラッジが溜まっています。遠心力とは逆方向なのに溜まってます。非ニュートン流体って身近なものみたい。

 クラッチアウターも掃除しておきます。

f:id:mar74_2nd:20210925014921j:plain

 ここは定番というか溜まる設定のはず。
 今回はクラッチはそのままで組みます。

f:id:mar74_2nd:20210925014928j:plain

 あとはカバーを付けておしまい。


 4速用アームでも、稀ながら、やはり変速不良を起こしました。回転数が低いときにドラムを回しきれていないような気がします。