いつか黄色いシャリイを

シャリィをいらいだしたおっさんの手記

CF50S

シャリイのエンジンを組む(CF50S)9

前回はミッションまで。作業が進んでいなかった理由はクランクをどうするか悩んでいたから。丸型にしました。クランク表面の光り方が純正と比べておかしいと思った方は鋭い、クランクウェブ外径を少し違えています。これは迷っているのでまた変えるかもしれ…

日曜の昼下がり

寒さが続いて足が向きませんでした。湿気抜き?ついでにシャリーは表に出しました。いい天気で青空がきれい。鏡面がくすんできています。

シャリイのエンジンを組む(CF50S)8

部品が揃ってきたので組みはじめます。ミッションのベアリングを入れました。C3を入れています。これでミッションを組み付けられます。ミッションは純正ミッションを組み合わせたもの。1速と2速は6V用で、3速と4速はモンキーR用で組みました。6V1速に対応す…

ベアリングをどうしよう

クランクケースのベアリングを外したので入れなきゃなんない。ミッションを支持しているボールベアリングで6203。ベアリングとしての標準は以前だと表記はなにもなくて今はCMと表記される。こだわる人たちでの人気はL1C3だった。昔話か。 L1C3を入れて回すと…

シャリイのエンジンを組む(CF50S)7

シリンダー座面の次はクランクケースの合わせ面をみます。 今回はは仕上がりや作業のしやすさなど自分に好みの番手を探す目的もあって、粗い#240を主に、#320、#400を使います。 2つ裏表で合計4面あります。 合わせ面の凹部に残っていたガスケット跡がなくな…

シャリイのエンジンを組む(CF50C)6

クランクケース合わせ面を計測しました。 シリンダー入口を基準にして、シリンダー入口上下とも0、ダンパー部分-11~-10、ケース最後端0、下フィルター左+6~+11。いずれも単位は/100mm。 定盤を直接測ると歪みが3/100ほどあるから計測誤差も大きいと思う。…

シャリイのエンジンを組む(CF50C)5

合わせ面のこと。 だいたいの掃除は終わっています。つまり、ガスケットを取って残りカスはスクレーパーで走って取って処理しました。オイルストーンは特定個所だけ当たるのを恐れて使っていません。 今回初めて定盤で摺ってみます。砂を撒くやり方を知って…

シャリイのエンジンを組む(CF50C)4

クランクケース補修のつづき。JBウェルドで接着したところから。 14時間ほど過ぎた頃。2液を混ぜたパレット上の残りで硬化の進みを確認。既にカチカチに固まってる。 JBウェルドを入れたねじ穴をタップでさらう。タップで底を突き破らないよう深さを測って慎…

シャリイのエンジンを組む(CF50C)3

割れているクランクケースを修理してみることにしました。 今回はお馴染みの J-B Weld を使います。盛ったり削ったりできる便利なパテのような印象の接着剤。 これはパッケージのバタ臭さというかアメリカっぽさに魅かれた並行品。裏面の説明書きが英文とス…

シャリイのエンジンを組む(CF50C)2

分解したエンジンの各部品を洗っていきます。 シャリーのクランクケースにはマウントが付いています。このマウントはスッと入るので簡単に外れるはずが固くて抜けない。 マウント奥の鉄部が錆びて膨らんでいたよう。 このクランクケースに頭の痛い話が見つか…

ガソリンが買えない

シャリイがガス欠なのでガソリンがいります。これ困りますね。今や多数派のセルフ式スタンドでは、携行缶どころか車両ですら車に積んだままでは給油ができない。 近くのセルフ式スタンドに行ってみると携行缶に給油してくれた。助かった。(従業員さんが入れ…

ガスケットがなかった

エンジンを組む準備をしていて、ホンダさんにシャリイのクランクケースセンターガスケットを買いに行くと、使えるものは全ての品番が廃番で在庫なし。あーあ。ポイント用ケースのガスケットはわかりません。 ネックになりそうなのはダンパー部分の内径。 ホ…

ガソリンタンクセンサー不良

シャリイの調子が悪い。どうも全体に力がなく高回転も伸びない。 キャブを見てみようかと分解を始めガソリンチューブを外すとガソリンが出ない。タンクを見るとガソリンが入ってない。 すっからかん。このフロートが下がり切ってる状態で燃料計のゲージ指針…

新しくエンジンを組みます

そろそろCF50Sシャリイをボアアップします。いまのエンジンに部品を組むのではなく、新しくエンジンを組んで載せ替える流れで進めます。 ベースにするのは前回ベースにしようとしていたエンジン。今度こそ使います。 エンジン刻印はCF50つまりシャリイ50。も…