いつか黄色いシャリイを

シャリィをいらいだしたおっさんの手記

クラッチの仕様変更、続き

 遠心クラッチの仕様変更をします。今回はクラッチウェイト枚数の変更で、50純正でクラッチウエイト16枚(4枚×4か所)のところを12枚(3枚×4か所)にします。

 交換前にいまのクラッチウエイト8枚を確認しておきます。

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 ウエイト8枚だと3700~3800rpmでつながり始めて、4000rpmを超えるとほぼ完全につながります。

 一度つながると3600rpm台まで落ちてもトロトロと走っていられます。回転が落ちてクラッチプレートが離れた時は、ミッション側からの入力にはフリクションプレート1枚だけつながるクラッチの構造により車速がエンジンを回し(要はエンジンブレーキが効く)、それらがバランスして低回転でも走るのだろうと考えてます。

 クラッチウエイトを12枚(3枚×4か所)にしてみます。

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 ワッシャの位置を悩みました。端にワッシャがあるほうがドライブプレートとの干渉がないかとか。そんなことや位置を考えると現在の16枚ドライブプレートではなく28枚をベースにして8枚や12枚にするほうが良いと思います。

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 ウエイト変更以外はそのままで組みました。

 クラッチウエイト12枚で走ってみます。2700rpmあたりでピクっと動き、徐々につながり始めます。

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 実質的につながるのは3000rpm。このくらいが乗りやすいんじゃないかなあ。